きろくがすき。

東京兄弟ママ。あずさ兎の子育て記録帳。

【アレルギーっ子旅行】湯河原の温泉旅館「ふきや」

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こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
2歳の次男は乳卵小麦魚卵などがアレルギーで食事で全く摂ることができません。
先日訪れた湯河原の温泉旅館「ふきや」さんでのアレルギー対応がとても素晴らしかったので書いておきたいと思います。

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 まず、予約の際に、子供にアレルギーがあることをお伝えし、レトルトや缶詰などを持ち込むことは了承していただいていました。
当然のことですが相手はアレルギーのプロではないので、普段の旅行では宿に対して除去メニューなど特別な対応は求めていません。
白いご飯はあるとのことだったので、普段から持ち歩いているアンパンマンカレーと離乳食のパウチをいくつか持参。
その他にも缶詰やおやつも多めに持っていきました。

アレルギー情報が共有されていてひと安心

到着後、宿の方とお話ししていると、予約時に伝えたアレルギー情報がきちんと共有されていることが分かったので一安心。
事前にアレルギーのことをお伝えしていても、行ってみたら伝わっていなかった、ということはよくあります。
念のため、重いアレルギーなので間違えて食べてしまうと危険なことをお伝えしました。

露天風呂に入ったあと、湯上りに豆寒天や飲み物などのサービスがあったのですが、宿の方と材料についての確認をし合うことができ、次男も安心して食べることができました。
この、「確認し合うこと」がアレルギーっ子との外食では一番大事。
一方が「伝える」だけだと、認識のズレから事故が起こりやすいです。

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食事を提供する前に食事内容を説明

夕食の際も、献立を見ながら「これは食べられると思うのですが」「これはただ食材をそのまま焼いただけです」というような説明をしていただけたので、持参したカレーのパウチを開けることもなく。
「食べられるものがないと思ったので先に持ち込み品を食べさせたら、意外と食べられるものがあった」ということもよくあって、せっかく同じものを食べられるチャンスだったのに…と後悔することも多いので、はじめに説明していただけたのはとても助かりました。

アレルギーに配慮した特別なデザート

そろそろ食事も終盤、というとき。
もし食べられそうでしたら、と次男のデザートに出してくださったのはトマトのシャーベット!
いつも長男はデザートを食べているのに次男は食べられないので、今回もみかんゼリーを持参していましたが出る幕なし、アレルギーの食材を把握して準備してくださっていたことに感激しました。 
喜んで食べる次男に一口もらって食べましたが、甘くてとっても美味しかったです!

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翌日の朝食には大好きな焼き魚があり、ぺろっとたいらげた次男。
食後のデザートはゼリーでした。

アレルギー対応をおもてなしの力で解決する

アレルギー対応というより、おもてなしの力、マニュアルではなくコミュニケーションとホスピタリティで解決するところはさすが日本旅館だなあと感じました。

アレルギーへの理解が進んできているとはいえ、ここまできめ細やかな配慮をしていただけるお宿はそう多くありません。
さすが「ふきや」さん。
また訪れたい宿、次男のアレルギーが少しでも良くなって、いつかここでみんな同じ食事が食べられるといいな…そんなことを夢見て。