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東京兄弟ママ。あずさ兎の子育て記録帳。

コスパ良し!大容量海外製食洗機のススメ。ASKO(アスコ)は乾燥に強い?

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こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
2017年に竣工した我が家のお家づくり。
中でも、夫婦で期待していたのが食器洗い機(食洗機)でした。
悩んだ末、国内外のたくさんのモデルの中から我が家が選んだのは、スウェーデンのメーカー「ASKO(アスコ)」のD5556。
子育て中に必要不可欠とも言える食洗機、主に海外製の大容量食洗機についてまとめてみました。

食洗機のメリット

家事育児に追われ、休みがないママパパの暮らし。
「洗い物が楽になる」というだけではなく、子育て中の家庭にとって実はメリットがいっぱいです。

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時短になる

家族が増えると食事の準備をするのも大変ですが、片付けがまた一苦労。
食器だけでなく、調理に使った器具やコーヒーカップ、お昼のお弁当箱など、短い時間の積み重ねで、朝から晩までトータルすると1時間近くかかってしまいます。
1年で365時間、つまり1年のうち15日間もお皿洗いをしているということ。
この時間を親子の時間や自分の時間に充てられたら嬉しいですよね。

高い洗浄力

食洗機は60〜80℃の高温で洗浄、すすぎを行うので、油汚れを溶かして落とします。
ブラシもスポンジも使わないで本当に汚れが取れるの?と疑問に感じるかもしれませんが、通販番組でよく見かける高圧洗浄機(車の泥や外壁なんかを掃除するゴーストバスターズのようなアレです)のように、機械が作り出した高圧の水流で汚れを落とすのでカレー鍋のこびりつきも、チーズの焦げ付きも見事に落ちます。
また、人間の手に直接触れることのない食洗機用洗剤は、手洗い用の洗剤には使用できない成分を含んでいるので、洗浄効果が非常に高いです。

除菌効果も

洗浄時に高温になることで、食器の除菌・殺菌をすることができます。
まな板や、赤ちゃんの哺乳瓶にもおすすめ。
洗剤の成分と高温の効果で、庫内にカビや雑菌が発生することはありません。

手荒れしない

ほとんどの洗い物を食洗機に任せられるので、手あれを起こす原因自体が減ります。
食洗機導入前は毎年冬になると手指がガサガサになってしまい、痛くてハンドクリームを試したり、皮膚科に通ったりもしましたが、洗い物をしなくなってからはすっかりと治りました。

意外とエコ

わたしは意外に感じたのですが、食洗機の方が手洗いよりも圧倒的に少ない水で洗うことができます。
我が家で使用しているモデルでは、14人分の食器を洗うのに必要な水量が約10リットルだそう。
洗浄やすすぎに使う水を循環させて洗うので、排水も少なくて済みます。
環境にやさしく、水道代も下がります。

気持ちが楽に

子供の食事を手伝いながら、寝かしつけをしながら、常に「食器を洗わないと」と思うと憂鬱な気持ちなってしまいますよね。
朝起きて、シンクに溜まった洗い物を見て落ち込むことも。
そんなプレッシャーから解放され、家事がひとつ減るだけで、気持ちに余裕が生まれます。

 

食器機のデメリット

本体の価格だけでなく、工事費などの初期費用高くなることが最大のデメリットです。
場所を取るので収納スペースが少なくなってしまったり、使えない食器があったり、音がうるさいと感じる場合もあります。
(子供に指摘されて気づいたのですが、手洗いのほうが何十倍もうるさいです。自分が洗っているから気づかないだけで…。)

 

我が家の食洗機は「ASKO アスコ」D5556

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海外製の食洗機といえばドイツ家電メーカーの「ミーレ」が有名ですが、我が家では「ASKO(アスコ)」というスウェーデンのメーカーのものを選びました。
数ある海外の製品の中では乾燥機能の評判が高かったことと、食器を立てるピンが可動だったり、クリップがついていたりして、 いろいろな形状の食器が洗えるというのが決め手です。

 

海外製食洗機の特徴

海外製の食洗機には国内製のものとは違った特徴や使い方があります。
ポイントをまとめてみました。

大容量

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大容量で、10人分以上の食器を1度に洗うことができる機種が多いのが特徴です。
日本製だと、全ての食器を洗うには1日に何度も回さなくてはなりませんが、海外製なら寝る前に1度運転するだけで、家族全員がその日に使った食器と、調理に使った鍋やフライパン、お弁当箱なども全て洗うことができます。
寝ている間に運転が終わるので、キッチンと寝室が離れている我が家では音は全く気になりません。(鈍感なのか、わたしはキッチンにいても気になりません。)
容量が少ないと、食器をパズルのように入れ替えてセットする必要がありますが、大きさに余裕があるので「セットする」というよりも、「シンクに置く」ような感覚で入れることができます。
取り出すのも1日1回なので、食器は多めに必要です。
最近では100均でも食洗機対応の食器がたくさんあるので、子供たちの普段使いのお皿はほとんどセリアで買っています。

予洗いなしでOK

海外製の食洗機は基本的に予洗いなしで使用します。
排水溝が詰まらないように食べ残しだけ捨ててそのままラックへ。
日本製の食洗機では予洗いが必要なので、海外製のものの方が時短に有利です。
センサーの関係で、予洗いをしないほうがむしろしっかり汚れが落ちるそう。
食洗機を信じて、全部お任せしてください。

ヒーター乾燥機能がない

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ほとんどの海外製食洗機では、洗浄したお湯の余熱で食器を乾燥させます。
日本の「食器洗い乾燥機」にはヒーターで乾燥させる機能が付いているのですが、海外製には基本的にヒーターがありません。
それでも、食器が濡れていると感じたことはほとんどないくらい毎回よく乾いています。
ASKOの食洗機には乾燥を促進させるファンがついているので、他のメーカーのものよりも乾燥に強い、ということもあるかもしれません。
ただ、食器を取り出す際に、スプレーアームやラックに残っていた水が垂れてくることがあり、上の写真のフライパンのように水滴がついてしまうことがあります。
お椀の裏などの凹み部分にも水溜りが溜まりますが、それは日本製も同じですね。
大きさの参考までに、写真の黒いフライパンのサイズは直径29センチ、深さ8センチです。

価格が高い

価格の高さ、これが一番のネックと感じる方も多いのではないでしょうか。
海外製の食洗機は20万〜50万円と価格に幅があります。
食器を洗うだけなのに、そんな贅沢できない…と躊躇してしまうかもしれません。
ですが、例えば30万円のものを5年間使用したとすると、1年あたり6万円。
毎日の洗い物に1時間かかっているなら、その家事の時給は164円ということになります。
耐用年数はメーカーによって違いますが、5年ということはほとんどなく、大抵が10年から20年に設定されていますので、さらにその半額以下です。
これをどう捉えるかは人によりますが、1日100円で食器洗いを任せられるなら、わたしは是非ともお願いしたいと感じます。

新築時やリフォーム時が導入のチャンス

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海外製の食洗機を導入するにあたって、気をつけなければいけないのが高さです。
これまでの日本の一般的なメーカーのシステムキッチンだと、海外製の食洗機をビルトインで設置できない場合が多いので、日本製から海外製に交換する、というのは難しいと考えてください。
最近ではキッチンメーカーでも海外製の食洗機が取り付けられるようになったモデルが登場しているので、新築時やリフォーム時が導入のチャンスです。
可能なら、食洗機の目の前に食器棚くるようなキッチンのレイアウトにすると、食洗機から取り出した食器を一歩も動かずに食器棚に片付けられるので便利です。

修理やサポートは?

海外製の食洗機はまだシェアが少ないので、日本のメーカーのサポート体制には劣ります。
ASKOの場合は輸入販売をしているツナシマ商事が修理やサポートを行なっています。
メーカーによって修理の方法や価格は違うので、住んでいる地域に販売店があるか、修理の窓口があるかなども確認してから決めてもいいかもしれません。 

 

おわりに

洗濯機で洗濯をするように食洗機で洗い物をする。
それが当たり前の時代になりつつありますが、安いものではないので、きっかけがないとなかなか購入に踏み切れないことも。
赤ちゃんの誕生や忙しい子育ては、導入のいい機会かもしれません。
これから新しくお家を建てる方、リフォームを考えている方はぜひ、海外製の食洗機も検討してみてください。